人工衛星を利用した国内、道内自治体の漏水調査の実績がございます。
人工衛星から対象となる市町村の水道管路に発信した電磁波から漏水個所を把握することが可能となりました。
人工衛星を使って漏水管路を検知する
新視点の解析サービス
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水道事業体の全水道管路を一括調査
人工衛星から対象とする市町村の水道管路に電磁波(Lバンド)を放射し、地中に浸透後、反射してくる電磁波の画像データを独自のアルゴリズムと人工知能(AI)で解析します。
これにより漏水箇所を半径100mの範囲で絞りこみ、管路に漏水リスク箇所を色別にしてマーキングすることが可能となります。 絞り込まれた範囲を音聴調査することで、漏水箇所の早期発見と修繕による漏水率の改善、漏水による損失と二次災害の予防、調査サイクルの短縮など、時間とコストを削減できます。 当社は「ジャパン・トゥエンティワン㈱」と提携し、この技術サービスを道内の皆様へ提供いたします。
衛星画像データを用いた水道管路の調査ステップ
調査ステップ
- 01
管路データの受領
事業体様より調査対象エリアの管路データ(GISデータ、シェイプファイル)を受領します。
- 02
衛星画像データの取得
調査対象となるエリアを決め、データを取得します。
- 03
画像データの補正
ラジオメトリック補正により、ビルや構造物など、不要なデータをフィルタリングします。
- 04
独自アルゴリズムで解析
特許アルゴリズムを用い、水道水固有の特徴を読み取り、漏水箇所を検知します。。
- 05
データ提供
調査結果は、GIS(地図情報システム)ベースのアプリやデータ、レポートにまとめられます。
3つの特徴
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管路全体を一度に調査可能
一般的な漏水調査は、水道管網全体を調査員が歩きながら調査しますが、アステラは高度630kmの上空から撮影するため、一度に広範囲の調査が可能です。
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独自アルゴリズムと人工知能で漏水リスクの高い管路を特定
特許技術の独自アルゴリズムにより、衛星から地上に照射した電磁波の反射波を人工知能(AI)が解析し画像化することで漏水箇所を半径100mの範囲で特定します。
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漏水対策のコスト削減と時間短縮を実現
漏水箇所の絞り込みと音聴調査を効率化できるため、漏水箇所を多く発見することができます。音聴調査スケジュールや人員配置が組みやすくなるとともに、コスト削減と時間短縮を実現いたします。また、漏水によるトラブルも防止し、水道事業の品質やサービス向上にも寄与いたします。
【衛星利用の漏水調査と比較する一例】(人工衛星を利用した漏水調査資料より)
・日当り漏水発見件数:3.5/日と倍増
・日当り漏水調査距離:従来の10倍
・年間調査サイクル :従来の4倍
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